株が下がったら、
すぐ売ったほうがいい?
「どうしよう」の前に、
見ておきたい3つのこと。
一緒に見よう。
おかねちゃんの声で聴く
家事の合間や、ひと息つく時間に。
今日のお話を、耳からも一緒に。
※耳で伝わるよう本文を一部整えています。図・クイズは本文でお楽しみください。音声を開く ↗
買った株が下がっていたら、
ちょっと落ち着かないよね。
「もっと下がる前に、売ったほうがいい?」
「でも、売ったあとに戻ったら悔しい…」
画面を閉じても、頭の片隅で気になる。そんなとき、数字だけを見つめていても、答えはなかなか出ません。
前回は、配当と株価を一緒に見る話をしました。今日はその続き。株価が下がったとき、何を確認するかを、一緒に整理しよう。
「下がったら必ず売る」「ずっと持っていれば大丈夫」。どちらかを合言葉にするより、自分の判断に使える材料を持っておきたいね。
同じ「マイナス20%」。
でも、状況は違う。
10万円で買った株の評価額が、8万円になりました。下落率は20%です。
この数字だけで「売る・持つ」を決められるかな? 3つの場面を切り替えてみてね。
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※説明用の架空例です。各場面が重なる場合もあります。配当・税金・手数料は考慮していません。ボタンは売買の指示や診断ではなく、確認する視点の例です。
値動きの理由は、ひとつとは限りません。わからないことは、わからないまま分けておこう。会社の「投資家情報(IR)」や決算の説明が、確認する入口になります。
「売らなければ、
損していない」の?
持っている株の価値が、買ったときより下がっている状態を、評価損(含み損)といいます。売却すると、その売買の損益が確定します。
でも、まだ売っていないからといって、減った価値がなくなるわけではありません。いま8万円の評価なら、買ったときより2万円少ない状態です。
持ち続ければ、必ず元の値段に戻るわけでもありません。さらに下がることもあり、会社の破たんなどで株の価値がゼロになる可能性もあります。
20%下がったら、20%上がれば戻る?
10万円から20%下がると、8万円。その8万円から20%上がっても、9万6,000円です。
80,000円 × 1.2 = 96,000円
8万円から10万円に戻るには、25%の上昇が必要。割合を掛ける元の金額が違うからなんだね。
※計算の例であり、将来の回復を予測するものではありません。配当・税金・手数料は考慮していません。
だからといって、下がるたびに売ればいい、という話でもないよ。「元の値段に戻ってほしい」という願いと、これから持つ理由は、分けて考えたい。
買ったときの見通しが変わっていないか。いまの自分が引き受けられるリスクか。売ることも持つことも、確認した材料に基づいて考えていこう。
買う前のメモが、
迷った日の助けになる。
下がった日に、ゼロから考えるのは大変。落ち着いているときに、次の3つを書いておくと、見直す手がかりになります。
「なんとなく上がりそう」から、もう一歩。どの事業や強みに期待したのか、根拠にした情報と日付も残そう。
期待した事業から撤退した、見通しが大きく変わった、など。自分の判断の前提が変わる場面を、先に考えておこう。
近く払う学費や生活費、急な出費の備えまで、投資に回していないかな。必要な時期と、減っても生活を保てる範囲を確かめよう。
「何%下がったら売る」という数字だけで、誰にでも合う正解が決まるわけではありません。投資の目的や期間、会社の状況、自分の家計も違うからです。
まだ株を買っていなくても大丈夫。買う前に「下がったらどう考える?」まで想像できることが、今日の大きな一歩だよ。
未来の自分に、
判断の手がかりを。
ミニクイズ
株は、長く持っていれば
必ず元の値段に戻る?
「待つこと」と「戻る保証」は、同じかな?
わたしの、今日の発見。
※このページで選んだ内容やチェックは、送信・保存されません。
下がる日をなくすより、
考える順番を、持っておこう。
家族との時間に、ずっと株価が気になる。そんな毎日にしないためにも、自分のお金の目的を先に置いておく。
未来をぴったり当てることはできなくても、調べて、考えて、見直すことはできる。ひとつずつ、自分で選ぶ力を育てていこうね。
参考にした資料
2026年10月1日確認。一般的な金融学習のための記事であり、特定の銘柄や売買を勧めるものではありません。株式は値下がりし、元本割れすることがあります。
SMBC日興証券「リスク・手数料等」(価格変動リスク・信用リスク)


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