株価1,000円なら、
1,000円で
買える?
画面に出ている値段と、
実際に必要なお金。
同じとは限らないんだ。
合計を見てみよう。
おかねちゃんの声で聴く
家事の合間や、ひと息つく時間に。
今日のお話を、耳からも一緒に。
※耳で伝わるよう本文を一部整えています。図・クイズは本文でお楽しみください。音声を開く ↗
「この株、1,000円なんだ。
それなら買えるかも!」
気になる会社の株価を見て、そう思ったことはないかな? その1,000円は、基本的に1株あたりの値段です。
でも、実際にいくら必要かは、「何株買うか」で変わります。コンビニで1個の値段を見るときと同じように、合計を知るには個数も必要なんだね。
昨日は、暮らしの時間と投資の付き合い方を考えました。今日は、購入前の画面で見たい「お金の単位」を整理してみよう。
1,000円 × 100株。
合計は、10万円。
東証で国内企業の普通株を通常の方法で売買する場合、売買単位は100株です。このひとまとまりを「1単元」と呼びます。
株価が1,000円なら、100株の購入代金は10万円。画面の「1,000円」と、用意するお金が違う理由は、ここにあるんだ。
株価と株数で、合計はどう変わる?
① 架空の1株の値段を選ぶ
② 株数の例を選ぶ
※架空の普通株の現物取引を使った算数の例です。実際の銘柄や売買をすすめるものではありません。手数料などは含めず、選んだ価格で買えると仮定しています。表示株価での購入や、注文の成立を保証するものではありません。選んだ内容は送信・保存されません。
ただし、すべての金融商品が100株単位ではありません。この記事の100株の話は、国内企業の普通株の通常取引を考えるためのもの。ETFやREIT、外国株などに、そのまま当てはめないでね。
株価は、1株の値段。
購入代金は、値段 × 株数。
「1株から買える」
サービスもあるよ。
「100株分のお金がないと、絶対に買えないの?」と思うかもしれないね。証券会社によっては、1株から買える「単元未満株」のサービスがあります。
さっきの例で、1株1,000円の株を1株だけ買えたなら、購入代金は1,000円。100株の10万円とは違うね。だから、通常の100株単位の取引なのか、1株からのサービスなのかを分けて確認することが大切です。
ただし、利用できる銘柄や、注文できる時間・方法、売買価格の決まり方、費用などは、証券会社やサービスによって異なります。画面に株価が出ているから、その値段でいつでも1株買えるとは限りません。
「1株から」という言葉だけで選ばず、利用する証券会社の公式案内や取引ルールを読もう。この記事で、実際の注文操作をする必要はないよ。
買える金額と、
使っていいお金は別。
10万円で買える株を見つけても、口座に10万円あるから全部使っていい、とは限りません。近く使う予定のお金や、急な出費の備えもあるよね。
「この株を買いたい」から予算を広げる前に、暮らしから使える範囲を考えよう。金額を急いで大きくする必要はありません。
1株、100株、200株では、同じ株価でも合計額が変わります。数字の横の「株」まで確認しよう。
株価だけでなく、株数を掛けた購入代金と、手数料などを確認。表示される見積額と、最終的な金額がどう決まるかも調べよう。
値下がりしても、生活費や使う予定のお金に支障がないか。持っている他の資産との偏りも含めて考えよう。
最後に、ひとつだけ。
1株980円で100株なら?
手数料などを含めない購入代金を、頭の中で考えてみてね。
1株の値段が980円でも、100株なら合計は9万8,000円。「何株?」を足すと、必要なお金が見えてくるね。
安い株価の方が、投資先としてお得かどうかは別の問題です。今日は会社の価値や将来性を判定する話ではなく、買う前に合計額を確かめる練習として持ち帰ってね。
今日、確かめたいことを
ひとつ選ぼう。
今日の架空の例で十分。500円・1,000円・2,500円を、それぞれ100株ならいくらか計算してみよう。実際に買わなくても練習できるよ。
※選んだ内容は送信・保存されません。個別の売買をすすめる診断ではありません。
学ぶと、画面の数字に「これは何のお金?」と立ち止まれるようになる。そんな小さな確認も、自分と暮らしを守る一歩にしていこう。
参考資料・計算の条件について
2026年10月17日確認。『投資の超基本』p.130〜131の売買単位の論点、『マンガでわかるテスタの株式投資』p.54の生活に合う金額を考える論点を参考に、独自の架空の価格と体験UIで構成しました。原著の図表・台詞は使用していません。
日本取引所グループ「売買単位」― 東証の内国株は100株単位
SBI証券「単元未満株注文入力方法」― 1株単位のサービスの一例
金融庁「資産形成の基本」― 生活設計と金融商品のリスク
手数料などを除く、価格×株数の単純計算です。1株の例は対応する単元未満株サービスでその価格で購入できたと仮定したもの。実際の取引条件や費用は利用する証券会社の公式案内で確認してください。特定の証券会社・銘柄の利用や売買を推奨しません。現物株でも元本割れする可能性があります。


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