投資信託と株、
何が違うの?
いつものお店も、好きな商品も。
その向こうにある会社を、少しのぞいてみよう。
図にすると、どうかな?
おかねちゃんの声で聴く
家事の合間や、ひと息つく時間に。
今日のお話を、耳からも一緒に。
※耳で伝わるよう本文を一部整えています。図・クイズは本文でお楽しみください。音声を開く ↗
いつものお菓子。
よく使うアプリ。好きなお店。
「これ、どんな会社が作っているんだろう?」
そう考えると、遠く感じていた投資の話が、暮らしと少しつながって見えるかもしれません。
前回は、お金を学んでどんな毎日にしたいかを考えました。今日は、その未来に向けて情報を選ぶための一歩。「株」と「投資信託」の違いを見ていこう。
会社を選ぶ。
運用する商品を選ぶ。
株を買うのは、その会社の株主になること。ここでは、個々の会社の株を自分で選んで買う「個別株」の話をします。
投資信託を買うのは、多くの人から集めたお金を、決められた方針に沿って運用する商品を選ぶこと。その中身には、株式や債券などがあります。
個別株
株主になる
投資信託
※仕組みを簡略化した図です。投資信託の図は複数の会社の株を持つ例。実際の投資先や数・割合は商品ごとに異なります。個別株も、自分で複数の会社を組み合わせられます。
株が入っていることがある。
「株か、投資信託か」は、まったく関係のない二択ではないんだね。同じ会社でも、その株を直接持つ方法と、投資信託を通じて投資する方法があります。
投資信託では、商品ごとの運用方針に沿って運用会社が投資先を管理します。買う人は、その商品の方針や中身を確認して選びます。
仕組みの参考:東証「株主とは?」/資産運用業協会「投資信託とは」
「どっちがいい?」の前に、
比べたい3つのこと。
1.何に投資する?
個別株なら、その会社の事業や業績。投資信託なら、どの国・どんな資産や会社に投資する商品かを見ます。
2.どんな値動きがある?
1社だけに投資すると、その会社に関する出来事の影響を強く受けます。複数に分けても、市場全体が下がれば一緒に下がることがあります。
3.費用と、確認することは?
個別株は、取引先の証券会社の手数料などを確認。投資信託は、購入時だけでなく保有中の費用も見ます。どちらも、買ったあとの確認が大切です。
複数の投資先に分けて、特定の投資先への偏りを抑えるのが「分散」の考え方です。投資信託はその方法のひとつですが、商品によっては、特定の国や業種などに投資先が偏ります。
「投資信託をいくつも持っているから分散できた」とは限りません。中身が似ていないかまで見てみよう。分散しても損失をなくせるわけではなく、個別株・投資信託のどちらにも元本割れの可能性があります。
参考:金融庁「資産形成の基本」
「買う手数料0円」なら、
費用は全部ゼロ?
保有中の費用も見てみよう
投資信託には、保有している間に信託財産から差し引かれる「運用管理費用(信託報酬)」などがあります。購入時手数料が0円でも、すべての費用が0円とは限りません。
商品の説明書である「目論見書(もくろみしょ)」で、どの場面でどんな費用がかかるかを確認しよう。投資信託のコスト
NISAとは、どうつながる?
NISAは、一定の条件で投資の利益が非課税になる制度。投資信託も上場株式も、対象になる商品があります。使える枠や対象条件は異なります。
「NISAと株、どっち?」ではなく、制度と、その中で買う商品を分けて考えよう。NISAを知る(金融庁)
知ると、
質問できることが増える。
「投資信託を買っています」と聞いて、前ならそこで終わっていた会話。今日からは「中身はどんな会社や資産なんだろう?」と考えられる。
「この会社の株が人気」と見かけたら、「何をしている会社?」「なぜその値段なんだろう?」と、次の疑問が浮かぶ。
誰かのおすすめを、そのまま自分の答えにしなくてもいい。こうして自分が確かめたいことを持てるのも、学ぶうれしさです。
前回思い浮かべた、家族との時間や自分の楽しみ。そのためのお金をどう準備するか考えるときも、使う時期、家計の余裕、値下がりへの備えから整理していこう。
名前のイメージで選ぶ前に、
「中身は何?」をひとつ聞いてみる。
気になる違いを、
タップで比べよう。
2つの違いを、比べておさらい。
個別株
どの会社の株を、いくらで、どれだけ買うかを自分で考える。
投資信託
投資先や運用方針を確認して商品を選ぶ。中身の運用は、その方針に沿って行われる。
ミニクイズ
投資信託なら、
株の値下がりは関係ない?
ヒントは、さっき見た「投資信託の中身」だよ。
今日の10分で、できること。
いつも使う商品をひとつ選んで、作っている会社の公式サイトを見てみよう。「こんな事業もしているんだ」という発見があるかもしれません。
投資信託が気になる人は、商品説明の「投資対象」をひとつ読むところから。わからない言葉は、そのまま質問メモにしておこう。
今日、持ち帰ること。
※このページで選んだ内容やチェックは、送信・保存されません。
次は、会社を知る楽しさへ。
「よく知っている会社なら、買っても大丈夫?」
好きな会社を見つけることと、投資先として考えること。その違いも、一緒に見ていきます。
参考にした資料
2026年9月25日確認。図・日常例・ミニクイズは本ブログ独自の構成です。特定の商品や銘柄を勧めるものではありません。
東証「株主とは?」/金融庁「資産形成の基本」/金融庁「NISAを知る」
資産運用業協会:投資信託とは/投資信託のコスト/商品を選択する際のポイント


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