「年利5%」なら毎年増える?

年利5%って毎年増える?数字の読み方。おかねちゃんと電卓・カレンダーのイラスト。 未分類
おかねちゃんおかねちゃんお金の話。08
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その数字、どう読む?

「年利5%」なら
毎年増える?

将来の計算を見て、ワクワク。
その前に、数字の中身を見てみよう。

円のコインを持つおかねちゃん計算の数字と、
未来の約束は別だよ。
数字の意味を見てみる
おかねちゃん
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家事の合間や、ひと息つく時間に。
今日のお話を、耳からも一緒に。

約5分

※耳で伝わるよう本文を一部整えています。図・クイズは本文でお楽しみください。音声を開く ↗

「年利5%で計算すると、
将来こんな金額になります。」

そんなシミュレーションを見ると、少し楽しみになるよね。でも、表示された金額を、そのまま「将来受け取れるお金」だと思っていないかな?

前回は、教育費を使う時期から考えました。今日は、準備の計算でよく見かける「年利」のお話です。

シミュレーションの「年利5%」は、
計算のために置いた条件。
毎年5%増えるという約束ではありません。

金融庁のつみたてシミュレーターも、結果は将来を予測・保証するものではないと説明しています。

まずは、
「毎年5%」で計算してみる。

年利・年率は、1年あたりの増え方などを割合で表すときに使う言葉です。今日は、投資のシミュレーションに出てくる数字として見ていきます。

10万円が1年間で5%増えるなら、増える分は5,000円。1年後は10万5,000円になります。

その増えた分も含めて、次の1年も5%で運用できたとしたら、今度は10万5,000円の5%、5,250円が増える計算です。

10万円 → 10万5,000円
→ 11万250円

増えた分も次の運用に回すと、その分にも収益が生まれる。この考え方を「複利」といいます。

※毎年5%の収益が得られ、すべて再投資する仮の計算。追加の入金・引き出しはなく、税金・手数料を考慮していません。実際の商品の予測ではありません。

おかねちゃん2年目も同じ「5%」だけど、かける元の金額が変わる。まずは、ここがわかれば大丈夫。

複利の仕組みは、長く準備するときの考え方のひとつ。ただし、計算通りの収益が毎年得られるかどうかは、別の話です。

増える年も、
減る年もある。

株式や投資信託の運用成績は、毎年一定ではありません。価格の変化や受け取る配当などによって変わり、マイナスになることもあります。投資のリスク(金融庁)

同じ10万円から、2つの仮の道のりを並べてみよう。

A|毎年+5%

スタート100,000円
↓ 1年目 +5%
105,000円
↓ 2年目 +5%
2年後110,250円

B|増えて、減る

スタート100,000円
↓ 1年目 +20%
120,000円
↓ 2年目 −10%
2年後108,000円

※どちらも説明用の仮の値動きです。追加の入出金、税金・手数料は考慮していません。実際の運用結果は、この2例に限りません。

Bの割合を足して2で割ると、(20%−10%)÷2=5%。でも、最後の金額はAと同じになりません。

2年目の−10%は、最初の10万円ではなく、増えたあとの12万円にかかるからです。

「平均5%」と書いてあっても、
どう平均した数字なのかで意味が違う。

もう少し気になったら

Bを「毎年同じ率」に直すと?

10万円が2年で10万8,000円になる増え方を、毎年一定の率に直すと、年あたり約3.92%です。

計算は √1.08 − 1。「割合を足して割る平均」と、「最終的な増え方を1年あたりに直す平均」は別なんだね。今日は、平均の出し方も確認する、と覚えておこう。

そして、途中で使う必要があれば、その時点の値動きが家計に関わります。前回の「いつ使うお金?」が、ここでも大切になるよ。

その数字には、
どんな説明がついている?

数字を見つけたら、大きさだけでなく、横にある言葉も読んでみよう。

仮定|もし、この率なら

「想定利回り5%で計算」など。将来の計画を考えるために置いた条件です。結果の約束ではありません。

実績|過去は、こうだった

いつからいつまでの成績?配当の再投資や手数料を含む?過去の結果が、そのまま将来も続くとは限りません。

保証|誰が、何を約束する?

「保証」と書かれていたら、その対象・条件・保証する相手を確認。想定や過去の実績を、保証と読み替えないことが大切です。

さらに「税金や手数料を引く前?」「1年間の率? 何年間かの合計?」でも、数字の見え方は変わります。

おかねちゃん「何%?」の次に、「何を、どんな条件で計算した数字?」まで聞けたら、一歩前進だね。

NISAは利益への税金の扱いを変える制度で、運用の利回りを決めるものではありません。「NISAだから5%」という読み方もしないようにしよう。

制度については金融庁「NISAを知る」をご確認ください。

高い数字に飛びつく前に、
「仮定・実績・保証」のどれかを確認。

学びに、楽しさ。

条件を変えると、
計算も変わる。

10万円を、追加の入出金なしで10年間。
毎年同じ率が続くと仮定した計算を見てみよう。

毎年0%と仮定した10年後
100,000円

元の10万円から、増減なし。

棒の長さ:0円〜20万円の共通の目盛り

率を変えると結果も変わります。計算結果は、入力した条件から出た数字です。

※10万円×(1+年率)¹⁰で計算し、円未満を四捨五入。年1回の複利計算で、収益は全額再投資する仮定です。税金・手数料・物価の変化は含めていません。実際は毎年の率が変わり、この3つは予測でも、結果の上限・下限でもありません。

数字を見たら、ここをチェック。

※このページで選んだ内容やチェックは、送信・保存されません。

次は、数字の奥にある「投資先」。

「投資信託と株式って、何が違うの?」
増え方だけでなく、何にお金を置くのかを一緒に見ていきます。

おかねちゃん

数字が読めると、
自分で考える手がかりが増える。

おかねちゃんのお金の話。
参考にした資料

2026年9月23日確認。

図・計算例・ミニ体験は本ブログ独自の構成です。特定の商品や想定利回りを推奨する記事ではありません。

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